Word 2003 のオプション (編集と日本語入力) (2)

編集オプション (Editing options)

図の編集ツール (Picture editor)

図の編集用のプログラムを選択します.

図を挿入/貼り付ける形式 (Insert/paste pictures as)

図をテキスト内に挿入/貼り付ける形式 (行内/四角/外周/背面/前面/等々) を選択します.

段落の選択範囲を自動的に調整する (Use smart paragraph selection)

このオプションが ON の場合は, 段落の文字列をすべて選択すると段落記号も一緒に選択されます. そこでカット/ペーストを実行すると段落記号ごとカット/ペーストされます.

例. 下記のように 2つの段落があるとします:

  • りんご
  • みかん

ここで「りんご」という文字列を選択すると, 段落記号「・」も一緒に選択されます.
そこで, カットを実行すると, 「・りんご」という段落ごとカットされます (「・みかん」という段落だけになります). そして別のところでペーストを実行すると, そこに「・りんご」という段落ができあがります.

Ctrl キー + クリックでハイパーリンクを表示する (Use CTRL + Click to follow hyperlink)

Word 文書内でハイパーリンクになっているところを Ctrl キーを押しながらクリックすると, Web ブラウザーが開いてそのリンク先にアクセスします.

文字列の選択時に単語単位で選択する (When selecting, automatically select entire word)

単語の一部を選択すると, 単語全体 (およびその後ろの空白部分) が自動的に選択されます.

自動でキーボードを切り替える (Auto-Keyboard switching)

日本語用 (JP) と英語 (米国) 用のように複数のキーボード・レイアウトを使っている場合に, Word 文書内でカーソルが置かれた箇所のテキストの言語に応じてキーボード・レイアウトを自動的に切り替えます.

※なお, Word は各テキストが何語で書かれているかを識別する機能を持っています (ときどき誤識別するけれども). 1つの Word 文書内に複数の言語を混在させることもできます (たとえば, 日本語とフランス語と英語のように).

※複数のキーボード・レイアウトを使用する (キーボード・レイアウトを追加する) には,
(Windows XP の場合は) コントロール パネル→「地域と言語のオプション」→「言語」タブ→「テキスト サービスと入力言語」の「詳細...」ボタン→「インストールされているサービス」の「追加...」ボタン→「入力言語」のプルダウン・メニューから追加したい言語を選択 (必要に応じて, 「キーボード レイアウト/入力システム」等を設定する)→OK
さらに, 「基本設定」の「言語バー...」ボタン→「言語バーをデスクトップ上に表示する」にチェックが入っている (ディフォルト) のを確認して →OK

※日本語用と英語 (米国) 用キーボード・レイアウトの違いは, たとえば, 「P」の右隣りの 2つのキーが,

日本語用
`
@

{
[
英語 (米国) 用
{
[

}
]
になります.

※なお, 通常は, 日本語用キーボード・レイアウトのみでも, 日本語, 英語等を入力するのに支障はないので, 英語 (米国) 用キーボード・レイアウトをわざわざ追加する必要はありません. (注意!)